舞台はニューメキシコ州の砂漠に忽然と現れる、ミッドセンチュリー・モダン建築の高級リタイアメント・コミュニティ「ザ・ボローズ」。
愛する妻が急逝し、失意の底にある元エンジニアのサム(アルフレッド・モリーナ)は、娘に促され半ば強制的にこの施設に入居する。
一見、すべてが完備された「完璧な終の棲家」に見えるボローズだったが、サムは孤独を感じるばかり。そんな中、奇妙な盗難事件、鳥の大量死、そして「壁の裏」で蠢く異形の存在という不気味な出来事が立て続けに起こる。
コミュニティの若き管理者たちがひた隠しにする巨大な陰謀と、高齢者たちから残された「時間」を奪い取る未知のモンスターに対し、サムをはじめとする個性豊かなシニア住人たちが、長年の知恵と時代遅れのアナログ技術を駆使して立ち向かっていく。