物語の舞台は、ソ連の宇宙開発の拠点である秘密都市、通称「スター・シティ」。『フォー・オール・マンカインド』ではアメリカ側の驚異として描かれた「ソ連の月面着陸成功」の裏側で、一体何が起きていたのか? 過酷な訓練に耐える宇宙飛行士たち、国家の威信を背負わされた天才技術者、そして彼らの中に紛れ込み、一挙手一投足を監視する諜報員たち。極限の緊張状態の中、人類を宇宙へと押し上げるために彼らが冒したリスクと、その影で払われた多大なる犠牲の物語が、ソ連独自の視点から鮮烈に描き出される。