テンジン/Tenzing(2026)

1953年、人類で初めてエベレスト登頂を成し遂げた登山家テンジン・ノルゲイの知られざる挑戦を、実話をもとに描くヒューマンドラマ。
イギリス登山隊の中で単なるシェルパ(荷揚げ)として扱われていたテンジンは、正式な隊員として志願し、自らの登頂で実力を認めさせていく。過去6度の失敗を経て人生最後の挑戦に臨む彼は、同じく部外者扱いされていたニュージーランド人登山家エドモンド・ヒラリーと手を組むことに。西洋の登山家がエベレストを「征服すべき対象」とみなすのに対し、テンジンにとって山は「聖なる母なる女神」だった。猛吹雪や雪崩、底なしの氷の亀裂が立ちはだかるなか、2人は国境や立場を超えた絆で結ばれていく。