でーれーガールズ(2015)
1980年と現代という2つの時代を舞台に、2人の女性の友情を描いた青春ドラマ。1980年、東京から岡山に転校してきた佐々岡鮎子。クラスに溶け込めず、大学生ヒデホと自分を主人公にした恋愛マンガを密かに描いていた鮎子だったが、そのマンガをクラスでも目立つ存在で鮎子の憧れでもある秋本武美に見られてしまう。そんな武美が、物語の続きを読みたがり、鮎子のマンガのファンに。彼女たちは友情を深めていく。しかし、ある事件をきっかけに仲違いをしてしまい、それぞれの道を歩むこととなる。それから30年。マンガ家となった鮎子は、母校での講演会のため岡山へやってきた。鮎子はそこで武美と再会し、再び彼女たちの物語が動き始める。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回ラブストーリー大賞を受賞した、原田マハの同名小説を映画化。「でーれー」は岡山弁で「ものすごい」を意味する。80年代の鮎子と武美を優希美青と足立梨花が、現代の2人を元宝塚女優の白羽ゆりと安蘭けいが演じた。