マークース・ズーサックの世界的ベストセラー「本泥棒」を、「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュ、「奇跡の海」のエミリー・ワトソンら演技派キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。第2次世界大戦直前のドイツ。弟を亡くし母親とも別れて暮らすことになった少女リーゼルは、ミュンヘン近郊で暮らす夫婦ハンスとローザのもとへ里子に出されることに。ハンスから読み書きを学んだリーゼルは多くの本を通じて知識や勇気、希望を見出していくが、ナチス政権は国民から自由を奪い、本を読むことさえ禁止してしまう。ある日、ナチス党員が広場で大量の本を燃やしているのを見た彼女は、そこから1冊の本をこっそり持ち帰る。主人公リーゼル役に「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のソフィー・ネリッセ。