アジアの天使(2021)
「生きちゃった」の石井裕也監督が韓国のスタッフ・キャストとタッグを組み、オール韓国ロケで撮り上げたコメディ・ドラマ。兄を頼って韓国に渡った主人公と、悩みを抱えながらソウルでタレントとして活動するヒロインの家族の姿を描く。主演は「町田くんの世界」など石井作品に多数出演している池松壮亮。その兄役でオダギリジョー。
妻に先立たれ、男手ひとつで一人息子の学を育てている青木剛は、疎遠だった兄が暮らすソウルに移る。韓国で仕事があると聞かされていたものの、実際には兄は経済的に困窮しており、剛は怪しい化粧品の輸入販売を手伝うことに。一方、そのソウルでタレントとして活動するチェ・ソルは、所属事務所の社長と関係を持ちながら自身をとりまく環境や兄妹との関係に悩みを抱えていた…。
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