アカデミー主演女優賞を受賞した「アリスのままで」をはじめ、数々の映画で名演を披露してきたジュリアン・ムーアと、「恋するプリテンダー」などで注目を集める若手俳優シドニー・スウィーニーが共演したサスペンススリラー。自然豊かな田舎町を舞台に、罪を犯した娘と我が子を守ろうとする母親が、次第に追い詰められていく姿を描く。
自然に囲まれた静かな田舎町エコー・バレーで、ひっそりと農場を営むケイト。かつて都会での生活を離れた彼女は、過去を封じ込めるように穏やかな日々を送っていた。しかしある嵐の夜、血まみれで震える娘クレアが現れたことで、ケイトの静かな生活は一変する。動揺する母に、クレアは恋人を殺してしまったことを打ち明ける。娘を守るため、ケイトは死体を湖に沈め、証拠を隠そうとする。ところが、そんな2人の前に「何をしたか知っている」と語る怪しげな男が現れ、事態は思いもよらぬ方向へと進んでいく。
母ケイト役をジュリアン・ムーア、娘クレア役をシドニー・スウィーニーが演じ、2人の前に現れる男をドーナル・グリーソンが担当。ほかにも、フィオナ・ショウ、カイル・マクラクランら実力派キャストが脇を固める。プロデュースは巨匠リドリー・スコット、監督は「静かなる侵蝕」のマイケル・ピアース。