クレイジークルーズ(2023)
「怪物」で第76回カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した脚本家の坂元裕二によるオリジナル作品で、豪華客船を舞台に、吉沢亮と宮崎あおいの主演で描くミステリー&ロマンティックコメディ。
冲方優がバトラーとして働く豪華クルーズ船・MSCべリッシマが42日間に及ぶエーゲ海ツアーのため横浜から出航する。そして、その船内には切羽詰まった様子で乗り込んできた盤若千弦という女性がいた。盤若は冲方の前に現れると、お互いの恋人が密会していることを告げる。自分たちの不幸な境遇を嘆き合っていた冲方と盤若は、船内のプールで起こった殺人事件を目撃してしまう。それぞれの交際相手から「なかったこと」にされてしまった2人は、目の前で起こった事件を「なかったこと」にさせないため、独自に調査を開始する。
冲方役を吉沢、盤若役を宮崎が演じるほか、吉田羊、菊地凛子、永山絢斗、泉澤祐希、蒔田彩珠、長谷川初範、高岡早紀、安田顕らが顔をそろえる。監督はドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」で坂元とタッグを組んだ瀧悠輔。