ステファニー・メイヤーの同名小説を、「トゥルーマン・ショー」のアンドリュー・ニコル監督が、「ハンナ」のシアーシャ・ローナン主演に迎え、寄生体エイリアンによって人類が支配された世界で、人類救済の鍵となる少女の命運を描くSFアドベンチャー・ロマンス。
そう遠くない未来。戦争も飢餓もない世界へと変貌していた地球は、知的生命体“ソウル”の侵略に遭っていた。一度ソウルに寄生されると、体も意識もすべて乗っ取られる人類たち。わずかに残された者たちは、逆襲の機会をうかがい、地球の果てで逃亡生活を送っていた。そのうちのひとり、メラニー(シアーシャ・ローナン)もまた捕えられ、“ソウル”に寄生されてしまう。しかし消えたはずのメラニーの意識が蘇り、ひとつの体に“人類”と“ソウル”、ふたつの魂が宿る。知的生命体 vs. 滅亡の危機を迎えた人類。どちらも捨てられないふたつの魂が選択した最後の決断とは