「運命の女」「トスカーナの休日」のダイアン・レインと、「ザ・シークレット・サービス」のジョン・マルコヴィッチという演技派2人が主演し、実在した伝説の競走馬セクレタリアトとその馬主ペニー・チェネリーの実話を基に描く感動のドラマ。監督は「仮面の男」のランドール・ウォレス。
1969年、アメリカ・バージニア州にある競走馬の生産牧場“メドウ・ステーブル”のオーナー、クリスが病に倒れたことがきっかけで、息子たちは牧場を売却しようと考えていた。しかし既に結婚し専業主婦となっていた娘・ペニーはこれに反対し、父から経営権を譲り受け、牧場の経営に乗り出す。男性社会であった競馬界で、牧場経営を一から必死で学ぶペニー。調教師のルシアンとの出会いを通じ、徐々に牧場の経営を立て直し始める。そんな中、生まれた1頭の仔馬が、セクレタリアトであった。この仔馬は後に“アメリカ競馬史上最強馬”とも称される名馬に成長し、ペニーや牧場の人々の夢を乗せて疾走することになるのだった