ポール・シュレイダーの脚本をマーティン・スコセッシが監督、ロバート・デ・ニーロ主演のニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描いた傑作。第29回カンヌ国際映画祭 グランプリ(パルム・ドール)受賞。
タクシードライバーとして働く帰還兵のトラビスは、大統領候補の選挙運動員ベッツィに心を惹かれる。だが、デートは失敗。そんな折、トラビスは13歳の売春婦、アイリスと出会い、足を洗うよう説得する。トラビスは使命を感じ、アイリスのいる売春宿に向かったのだが