ハングリー湖畔の謝肉祭/The House Was Not Hungry Then(2025)

冒頭で男女の恋人と女の義兄三人組が放棄されて無人の湖畔のレジャー施設を訪れます。男二人が水上ボートを楽しんでいる間に女(妊婦)は宿泊場所に使えそうな設備を探して施設内を散策した結果、何者かに拉致られます。
実はこの施設、無人ではなくホラー映画史上に燦然と輝く名作「悪魔のいけにえ」のファンかエド・ゲイン何れかの大ファンと思われる人皮マスク装備の量産型レザーフェイスのみなさんの巣窟だったのです。男二人は惨殺されて女はノー麻酔で腹を割かれて殺されます。
時は過ぎて現代。マリファナキメてるクソ野郎を筆頭に男3人女3人の陽キャカップルがフェスに出かけて楽しもうぜと歓談しているシーンになります。ホラー映画民的には一見して全員可及的速やかに惨たらしく死ねば良いのにと願わずにはいられない面子なわけですが、ここからがこの映画の迷走の始まりです。