プロジェクト:ユリシーズ/The Colony (Tides)

地球規模の災害によりほぼ全人類が消滅したそれほど遠くない未来。
一部のエリート階級は、スペース・コロニー・ケプラーへと移住していた。
しかし、ケプラーも大気が不安定なため、安住の地ではなかった。
二世代が過ぎ、人類から見棄てられた惑星である地球が現在、再移住可能かどうかの調査にブレイク( ノラ・アルネゼデール )他、宇宙飛行士達が派遣される。
だが地球への大気圏突入時のトラブルで機体は破損。
不時着しブレイクのみが生き残るが、想像を絶するほど朽ち果てた地球の大地は、水に侵食され、全ては腐食し、視界も絶えずぼやけるほどの灰色一色の大地だった。
そして、地球に生存している人間は、ブレイクだけではなかったのだ・・・。
生存のための闘争が繰り広げられる過酷な環境に放り込まれたブレイク。
彼女は、この変わり果てた荒地に残された棄民達の命運を賭け、ある行動を起こすのだった
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