紀元1世紀のローマ帝国を舞台に、エルサレムの豪族の息子ベン・ハーがたどる数奇な運命を描いたスペクタクル大作。監督は「ミニヴァー夫人」「我等の生涯の最良の年」の巨匠ウィリアム・ワイラー。タイトルロールにチャールトン・ヘストン。1959年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞を含む史上最多の11部門を受賞した。
些細な出来事から旧友メッサラの裏切りにあい、奴隷船送りとなったベン・ハーはそこで命を救ったローマの将軍の養子となる。束の間の安住の後再び故郷へ戻った彼は、別れた家族が獄中死したと聞かされ戦車競技に出場する事を決意する。そこではメッサラとの宿命の対決が待っていた