ある惑星に調査に行くことになった科学者たち。彼らはちょっと珍しく孤立した惑星プレザヴェーション・アライアンスの出身なのですが、企業のルールに従わなければ調査の許可を得ることができません。調査に必要な機材も企業からレンタルしなければならず、限られた予算の中で一番安い選択肢を選ぶことに。そこに修理された古いタイプのセキュリティユニットが付いてきたのでした。
そのセキュリティユニットを演じるのはエグゼクティブプロデューサーも務めるアレクサンダー・スカルスガルド。自己意識を持つロボットを演じています。彼は密かに自分自身を「マーダーボット(殺人機械)」と呼んでいたことを調査チームの科学者たち全く知らず、さらには、そのセキュリティユニットが、人間の命令に従うためのプログラミングをハッキングして自由意志を獲得していたこともまったく知らなかったのです。