ランゴ/Rango(2011)
人間にペットとしていて飼われていたカメレオン(ジョニー・デップ)は、車での移動中に誤って水槽ごと放り出されてしまい、モハーヴェ砂漠で立ち往生してしまう。西部の精霊を探すアルマジロのロードキル(アルフレッド・モリーナ)に出会い、アカオノスリからの逃げ延びた次の日、カメレオンは悪夢から目覚めた。彼はサバクイグアナのマメータ(アイラ・フィッシャー)と出会った。彼女は動物たちによる西部開拓時代のような風貌の町「ダートタウン」で牧場主をしていた。
カメレオンと共にダートタウンに戻ったマメータは、この町が深刻な水不足に被われ、銀行に保存されている水も残りわずかとなっていたことを知った。一方カメレオンは酒場へと行き、そこで町の住人たちに自らをランゴと名乗り(瓶に書かれていたドゥ「ランゴ」から引用)、嘘の武勇伝を語り始めた。すると店に無法者のバッド・ビル(レイ・ウィンストン)が現れ、拳銃を渡され決闘する羽目になった。だが決闘開始直前に町をタカが襲撃してビルは逃げ出す。ランゴは逃げ回り、そして運良く空の給水塔を倒壊させてタカを潰した。この活躍により、ランゴは町長(ネッド・ビーティ)から保安官に任命された。住民たちはこれまで天敵のタカを恐れて町に来なかったガラガラヘビのジェイクの襲来を恐れつつ、水不足問題の解決を新たな保安官に期待した。