今はちょっと、ついてないだけ(2022)
伊吹有喜の同名小説を「カフーを待ちわびて」の玉山鉄二主演で映画化したハートフル・ドラマ。人生に躓いた主人公が、同じように挫折を経験した不器用な大人たちとのシェアハウスを通して前向きに一歩を踏み出していく姿を優しく描く。監督は「「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の柴山健次。
かつては人気カメラマンとして活躍した立花浩樹だったが、ブームが過ぎて世間から忘れ去られたうえ、事務所の借金の返済に追われる日々を送り、すっかりカメラから遠ざかっていた。そんなある日、思いがけず撮影の依頼を受け、再び写真と向き合い始める。そして、とあるシェアハウスでの生活をスタートさせた浩樹は、そこで自分と同じように人生の敗者復活戦に挑む不器用な大人たちと巡り会うのだったが…。
–