名も無き世界のエンドロール(2020)
行成薫の第25回小説すばる新人賞受賞作を「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の岩田剛典と「ちはやふる」の新田真剣佑の主演で映画化したミステリー・サスペンス。幼なじみの若者2人が、ある女性にプロポーズをするため、10年もの歳月をかけて仕掛けた壮大な計画の顛末をミステリアスに描く。監督は「ストロベリーナイト」の佐藤祐市。複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼馴染み。そこに同じ境遇の転校生ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時、訳あってヨッチは2人のもとから突然いなくなってしまう。そんな彼らのもとに、政治家令嬢で芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。リサに異常な興味を持ったマコトにキダは忠告するが、マコトは忽然と姿を消してしまう。
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