第13回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞と審査員特別賞をダブル受賞した八目迷の小説「夏へのトンネル、さよならの出口」をアニメーション映画化。
とある田舎町で噂されている「ウラシマトンネル」。その不思議なトンネルに入ると、あるものを失う代わりに欲しいものが何でも手に入るのだという。掴みどころがない性格に見えて過去の事故が心の傷となっている高校生・塔野カオルは、芯の通った態度の裏で自身の理想像との違いに苦悩する転校生・花城あんずと、トンネルを調査してそれぞれの願いをかなえるため協力関係を結ぶ。
「蜜蜂と遠雷」の鈴鹿央士が主人公カオル、「いなくなれ、群青」の飯豊まりえが転校生あんずの声を演じる。「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」の田口智久が監督・脚本を手がけ、「映画大好きポンポさん」のCLAPがアニメーション制作を担当。