『シン・ゴジラ』など、これまでも多くのスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口真嗣監督。原作となる同名タイトルの大ファンである樋口が、“リブート”という形で現代社会への再構築として大幅アレンジ。主人公である、はやぶさ60号車内で爆破を回避すべく奮闘する車掌・高市を演じるのは、『日本沈没』でも樋口監督とタッグを組んだ草彅剛。そして、JR東日本の特別協力により実際の新幹線車両や施設を使用した撮影が実現。リアルな映像と最新のVFXを融合させた大迫力の映像でおくる、息もつかせぬスリルと緊張感溢れるノンストップサスペンスエンターテインメント『新幹線大爆破』が誕生した。
東京行の東北新幹線・はやぶさ60号に仕掛けられたのは、時速100kmを下回ると即座に作動する爆弾。車掌である高市(草彅剛)が乗客へ事件の発生を伝えると、絶望の表情を見せるものや憤怒するもので溢れ、一瞬で車内はパニック状態に。乗組員と大勢の人質をのせ、時速100km以上で走るはやぶさ。この危機的状況を打開しようと、高市は乗組員と乗客、そして新幹線総合指令所と共に、様々な策を講じるが…