明日の食卓(2021)
「楽園」「糸」の瀬々敬久監督が、椰月美智子の同名小説を映画化。主演に菅野美穂、共演に高畑充希、尾野真千子を迎え、“石橋ユウ”という同じ名前の息子を育てる3人の母親たちの物語を描く。2人の息子を育てる43歳のフリーライター・石橋留美子、アルバイトを掛け持ちする30歳のシングルマザー・石橋加奈、年下の夫と優等生の息子に囲まれて暮らす36歳の専業主婦・石橋あすみ。年齢も住む場所も家庭環境も異なる彼女たちには、“石橋ユウ”という名前の小学5年生の息子がいるという共通点があった。それぞれ忙しくも幸せな毎日を送る彼女たちだったが、些細な出来事をきっかけにその生活が崩れ、苛立ちと怒りの矛先はいつしか子どもへと向けられていく。