海辺の映画館 キネマの玉手箱(2021)
2020年4月に惜しくもこの世を去った大林宣彦監督の遺作となったファンタジー・ドラマ。20年ぶりとなる故郷・尾道を舞台に、戦争映画のオールナイト上映をしていた海辺の映画館で、突然スクリーンの世界にタイムリープしてしまった3人の若者が戦争の歴史を追体験していくさまを描く。主演は厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦。広島・尾道の海辺にある唯一の映画館・瀬戸内キネマが閉館の日を迎える。三人の若者が最終日にオールナイト興行・日本の戦争映画大特集で上映されている映画を見ていたところ、突如劇場に稲妻の閃光が走る。そして三人は、戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島と、スクリーンの世界へとタイムリープ。そこで移動劇団『桜隊』と出会った三人は、桜隊を救うため、運命を変えようと奔走する
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