針を持つ少女/The Girl with the Needle(2024)

第一次世界大戦後のコペンハーゲン。
お針子として働くカロリーネは、アパートの家賃が支払えずに困窮していた。
やがて勤め先の工場長と恋に落ちるも、
身分違いの関係は実らず、彼女は捨てられた挙句に失業してしまう。
すでに妊娠していた彼女は、もぐりの養子縁組斡旋所を経営し、
望まれない子どもたちの里親探しを支援する女性ダウマと出会う。
他に頼れる場所がないカロリーネは乳母の役割を引き受け、
二人の間には強い絆が生まれていくが、
やがて彼女は知らず知らずのうちに入り込んでしまった
悪夢のような真実に直面することになる。