真夏の素肌/Kak menya zovut
10代の奔放な性が引き起こす危険な過ちを、美しい風景の中に描いた文芸エロス。監督は、ニギーナ・サイフラエヴァ。
モスクワに住む17歳の少女オーリャとサーシャはうだるような暑さの中、片田舎の港町を訪れていた。目的は生まれてすぐに生き別れたオーリャの父親セルゲイに会うこと。しかし父親に会うことに尻込みしたオーリャを見たサーシャは「名前を入れ替える」ことを提案する。そうして立場を入れ替えた少女2人と娘との再会を喜ぶ父親の奇妙な同居生活が始まるが、オーリャは自らの父親と交流を深めるサーシャに嫉妬を覚えていく。一方、性に奔放なサーシャは地元の青年と体を重ねるだけでなく、セルゲイに徐々に惹かれていってしまう。そうして徐々に2人の間に亀裂が走っていき、彼女たちがついた小さな嘘が大きな事件を引き起こしてしまうのだった
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