コーマック・マッカーシーの原作犯罪小説『血と暴力の国』をコーエン兄弟が、ジョシュ・ブローリン、トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム共演で映画化した衝撃のバイオレンス・ドラマ。80年代、メキシコ国境沿いのテキサスを舞台に、執拗なまでに標的を追いつめる殺人マシーンから狙われた人々の運命を描く。アカデミー賞では作品賞他、全4部門受賞。
狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが…。