フリーキー・テイルズ/Freaky Tales(2025)

“80年代ミックステープ”をコンセプトとしたアクションコメディ
ペドロ・パスカル演じるクリントが、妊娠中の妻と思しき女性と車内で過ごしているさなか、窓の外から銃口を突きつけられる。ナレーションは語る。「負け犬は不可能を可能にし、悪党を倒し、ギャングから抜け出すためにミックステープを売れるると信じている。しかし、この負け犬にとって今日は最後の日だ……いや待ってくれ、最初からやろう」。
テープが巻き戻されると、クリントの物語が最初から語られなおす。クリントが引き受けた“最後の仕事”とは、試合のため家を空けているスリーピー・フロイドの不在に忍び込み、コレクションされていたアジアの骨董品を盗み出すことだった。ところが、そこにフロイド本人が刀を持って現れ、強盗たちをばっさばっさと斬りはじめたら?