BEAST –私のなかの獣–/The Beast in Me シーズン1 (2025)

幼い息子を交通事故で亡くして以来、ピューリッツアー賞受賞作家アギー・ウィッグスの生活は一変してしまった。ロングアイランドの一軒家に引きこもり、次作となるルース・ベイダー・ギンズバーグに関する作品に着手していたが、四年が経ってもほとんど執筆は進まぬままだ。妻とは離婚し、古い屋敷はあちらこちらにガタが来ており、経済的にも困窮し始めていた。
そんなある日、隣に不動産王ナイル・ジャーヴィスが引っ越してくる。彼は誰もが知っている噂の男だった。彼の妻が遺書を残したまま行方が知れなくなり、彼が妻を殺した証拠は一切発見されなかったにも拘わらず、彼が殺したのではないかと人々は噂し合っていた。
ナイル・ジャーヴィスはアギーに接近し、ある日二人は一緒に食事を共にすることとなった。ナイルはアギーに彼についての本を書いてはどうかと提案し、アギーを驚かせる。そうすれば彼女は再び世間から注目を集めることが出来、自分も世間に真実を知ってもらえるというのだ。
店を出た時、アギーは不快な人物を目撃する。その若い男こそ、飲酒運転で息子を死なせたテディ・フェニグだった。彼は一向に反省せず、のうのうとこの街で暮らし、しばしばアギーの目の前に現れた。アギーは彼が憎くてたまらなかった。
翌日、テディが遺書を残して行方不明になったというニュースが流れ、アギーは愕然とする。アギーがナイルにテディの話をした途端、テディが自殺するだなんて、これはただの偶然なのだろうか。
アギーは真実を追い求める衝動に駆られナイルに関する本を書くことを決断する。果たして彼は恐ろしい殺人鬼なのか、それとも誤解を受けた同情すべき被害者なのか!?