ジャリッジ・ゲドゥルト主演による、すべてを奪われた最強消防士が世界を揺るがす陰謀に挑むポリティカル・アクション。監督は、2018年開催の同映画祭で最優秀監督賞に輝いた『NUMBER37 ナンバー37』の原案を担当したトラヴィス・トウテ。
テオはケープタウンの消防士だが、救助活動失敗の際に受けた心的外傷のために仕事に戻ることができない。ある朝、テオが目を覚ますと妻が隣で遺体となって横たわっていた。いったい何が起きたのか混乱するテオだが、自分が妻を殺したことを示す証拠だけはすべて揃っていた。容疑者とされてしまったテオは、息子とも引き離され、追われる身となる。絶望の逃避行の中、テオは警察とは思えぬ謎の組織にも追われ、更に命も狙われていることに気づく。消防士ながら、特殊な訓練で圧倒的な戦闘術を身につけていたテオは全てを奪った謎の組織に反撃を決意する